患者さんのよりよい予後のためには、重症度の判定や治療介入のタイミングが重要です。具体的な症例を通じて、エキスパートの先生方がどのように判断して介入治療に至ったかを紹介します。

弁膜症治療のガイドラインでは、症候性重症ASに対しては、禁忌や予測予後が1年未満の場合を除き、介入治療が推奨されています。しかしながら、介入治療が推奨される症例であっても、患者が治療を拒否する場合が少なくありません。 今回は、介入治療が怖くて症状を隠していた患者さんが、家族を交えた問診・ICにより治療に前向きになり、TAVIに至ったケースについて、半田市立半田病院 循環器内科 鈴木 進 先生にご監修いただきました。

本動画では、症状を自覚していなかった重症AS症例を取り上げ、AS治療に至った経緯・その予後、またかかりつけ医とAS治療実施施設の医師のコメントをご紹介します。

外科的手術低リスク患者に対しTAVIの有効性と安全性を検証したPARTNER3試験1において、TAVI の外科的大動脈弁置換術(SAVR)に対する優越性が示されました。 これを受け、2021年3月、本邦においても外科的手術が施行可能な患者さんに対するTAVIが新たに承認され、AS患者さんの治療選択肢が広がりました。 今回は、活動性の高い74歳の患者と90歳の患者に対しTAVIを選択したケースについて、東海大学循環器内科 上岡 智彦 先生にご監修頂いた動画を配信させて頂きます。

低流量・低圧較差のAS患者さんにおいても、重症AS患者が多く潜んでいると報告されています。 そのため、重症度分類を行う際には、流速だけで判断をせずに、弁口面積の正確な計測等が必要となります。 今回の動画では、上記のような患者さんの適切な診断プロセスと治療方法の選択について、 大阪市立総合医療センターの阿部 幸雄 先生に具体的な症例を用いてご解説を頂きました。是非、ご視聴ください。

外科的手術低リスク患者に対しTAVIの有効性と安全性を検証したPARTNER3試験1において、TAVI の外科的大動脈弁置換術(SAVR)に対する優越性が示されました。 これを受け、2021年3月、本邦においても外科的手術が施行可能な患者さんに対するTAVIが新たに承認され、AS患者さんの治療選択肢が広がりました。 今回は適応拡大を受け、活動性の高い外科的手術低リスクの患者に対しTAVIを選択したケースについて、慶應義塾大学医学部 循環器内科 猪原 拓 先生、林田 健太郎 先生にご監修を頂きました。是非ご視聴ください。

呼吸器疾患を伴う中等症AS患者さんの管理をテーマに、実際の症例経過から介入治療施設への紹介タイミングと管理する際に留意する点を解説しております。 最適な予後を実現するために、必要なポイントをご確認下さい。